わりと人生が詰んだひきこもりの備忘録

さとう学。20年ものひきこもりから抜け出したのに勤めた会社はブラックでした。パワハラで再びひきこもりに。社会を変えようと市議選に立候補。ひきこもり新聞、ひきポスに記事を寄稿。

今度こそ「武蔵野ものがたり」を読破したい

先日、三浦朱門氏が亡くなったというニュースを聞いた。

ふと、昔のことを思い出した。彼の書いた「武蔵野ものがたり」という本を買ったことを。僕が武蔵大学に入ったのもそのころだったと思う。でも、最初の数ページを読んだだけだった。買った時点で読破した気分になった。

 

大学の帰り、駅の近くにあるブックオフにいつも顔を出していた。大学に通うため、死ぬ思いで電車に乗った自分へのご褒美にいつも本を買っていた。

藤原伊織の「テロリストのパラソル」、篠田節子の「ハルモニア」という小説のハードカバーがなぜか印象に残っている。

あるとき、「あいつ、また来ているぜ」という店員同士の会話が聞こえてしまった。それ以来、そのブックオフに行けなくなってしまった。

 

あの場所に、あのブックオフはまだあるのだろうか。ブックオフのとなりにあった昔ながらの古書店もまだあるのだろうか。

大学を辞めてからあの駅に降りたことはない。

今年は、なぜかあの駅に降りることができそうな気がする。桜が咲き誇る季節に行ってみたいと思う。
もし、あのブックオフがあったなら「武蔵野ものがたり」を買い直してみよう。今なら読破できそうな気がする。