ひきこもりそーり

プロこもらー猿。20年ものひきこもりから抜け出したのに勤めた会社はブラックでした。パワハラで再びひきこもりに。社会を変えようと市議選に立候補。ひきこもり新聞、ひきポスに記事を寄稿。

ネアンデルタール人のロマンのある話

大昔、ネアンデルタール人というヒト属がいたらしい。

現代の学者が発掘調査をしたとき、先天性の障害を持っていたと思われるネアンデルタール人の遺骨を発見した。学者は、彼をナンディと名付けた。

今から2~3万年前のネアンデルタール人は障害者とともに暮らしていたという。ナンディの推定年齢は40~50才。その時代ではかなりの高齢だ。

 

そのころは、食料を簡単に得られるような環境ではないだろうし真っ先に切り捨てられてもおかしくないはず。その時代にも倫理というものがあったのだろうか。
もちろん、いろいろな学説があるかもしれないし単純にいい話にしてはいけないのかもしれない。だけど、すごくロマンのある話だ。

 

昨年、相模原で障害者を大量に殺害した事件が起きた。容疑者は優生思想を持っていたということも聞く。しかし、それが犯行の主要因なのか僕にはわからない。
ただ、容疑者の思想に対して一定の共感を得る層がそれなりにいるというのを再確認してしまった。

 

2~3万年前のネアンデルタール人が暮らしていたころに比べれば、我々は文明も発達しているし先人たちが積み上げてきた知恵や哲学のもとで生きている。それなのに未だに優生思想がまかり通っているのが不思議でならない。

過酷な環境下で生きていたネアンデルタール人にできたことが、今の我々にできないとは思えない。ナンディはそれを問いかけてくれるような気がする。