わりと人生が詰んだひきこもりの備忘録

さとう学。20年ものひきこもりから抜け出したのに勤めた会社はブラックでした。パワハラで再びひきこもりに。社会を変えようと市議選に立候補。ひきこもり新聞、ひきポスに記事を寄稿。

橘玲の「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」を購入

橘玲の「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」を購入した。これはもう二回改訂している。先月出たばかりの本。

前書きには、世界的な法人税の引き下げ競争が始まっていることや2018年には先進諸国間での税務情報の自動交換が行われることが紹介されている。

橘さんは、昔からマイクロ法人を作るのが経済合理性にかなうと主張していた。どんどん法人税が引下げになれば、個人の報酬を低くして利益は法人で納税するほうがいい。

 

ダニエル・ピンク(ゴア・副大統領のスピーチライター)が、15年前に「フリーエージェント社会の到来」という本を既に書いている。アメリカでは全就業者数の4分の1がフリーエージェント(日本で流通している言葉だとフリーランス)だという。

そのフリーエージェントを法人化したものがマイクロ法人。個人だと資金調達するのは難しいが、マイクロ法人だと中小企業向けの優遇措置の対象になるので、1000万円くらいなら無利子・無担保に近い条件で借りられるという。

 

自宅を事務所にすれば、光熱費の半分は法人の経費として認められる。通信費、書籍費、旅行費なども。生活費を法人に移転させればそれだけ家計が楽になる。浮いたお金を法人に貸し付ける(逆だと問題になりやすい)とかそういうのも紹介されている。

ただね、結局は人的資本(要するに働くこと)を投入することが大前提だなと思った。人的資本をベースにしてこそ、投資だったり資産運用が生きるんだなと。

やはり健康であることこそ、最大のスキルなんだよなあ。いや、これは頭が痛い……。

 

あと、個人事業主(最終的にマイクロ法人を目指す)になろうと思って気づいたことがあった。人を雇うのってすごくお金がかかるということ。

前にやりがい搾取という話を書いたと思う。人を一人使うのに少なくとも最低賃金(埼玉県だと845円)ていどはかかると。でも、僕が言っているのはもともとその人が何らかの技能を持っている場合か研修などを必要としない単純作業のことを想定して言っていた。

 

仮に自分が経営者だと考えると、社員を雇うとすると採用にかかる費用や研修・教育のかかる費用などたくさんかかるということがわかった。

社員に仕事を教えているあいだは自分の仕事ができない。また、せっかく仕事を教えてても社員に辞められたらその間費やしたものがパーッになる。ああ、雇うほうも大変なんだなって思った。

 

もともと、社員を雇う余裕なんてないし(自分の生活もままならないのに)、一人でやりたい人間なんでそんなことを考えたことなかったけど「雇ってください」と言われたことがあって、ちょっと調べたら人を雇うってめちゃくちゃリスキーでコストがかかるなあと思った。

それはともかく、取りあえず実践と机上の知識はちがってくるだろうけどまずはトライしてみる。そこからだなと思った。体調が一番だけど。というか、そこがしっかりしないと稼げない。