わりと人生が詰んだひきこもりの備忘録

さとう学。20年ものひきこもりから抜け出したのに勤めた会社はブラックでした。パワハラで再びひきこもりに。社会を変えようと市議選に立候補。ひきこもり新聞、ひきポスに記事を寄稿。

西谷昇二先生が自分に自信をつけてくれた

オレの英語歴なんだけど、最初は偏差値が40くらいだった。他の科目もそんな感じだったけど。母にどうしようもない予備校に行かされたことがあって、でも英語の先生だけがよかった。

その先生に旺文社の「基礎英文法問題精講」を繰り返しやれとアドバイスをもらった。それだけで偏差値60まで行った。ただし、「英文法標準問題精講」は絶対に手を出してはいけないと言われた。

 

母親に抵抗をしてようやく代ゼミに行けることになった(当時は東京に行くなんてとんでもないと言われていた。お前がとんでもないとひきこもったあとで荒れたけど)。

そこで西谷昇二先生に出会った。偏差値70を超えた。1回だけど。そのあと、模試を受けるのが大変になったから。でも、すごく自信になった。だって、特殊学級にも行かされて偏差値40の人間が70以上を1回だけど取ったんだぜ。ビリギャルならぬビリヒキだろ。

 

それ以上に西谷先生には英語以外のいろんなことを教えてもらった。全く家族以外との人間関係がなかった自分にとってものすごく影響が大きかった。

先生がちがうだけでこんなにも勉強ってできるようになるんだと思った。予備校の人気講師って雑談が面白い。教え方も上手いんだけどいかに生徒にやる気を持たせるか、その技術が非常に優れている。

 

西谷先生は、オレにとっての憧れでもあり恩師でもある。一度もお会いしたことがないんだけどね。サテライト授業というやつで巨大なスクリーンで代々木の授業を遠隔で池袋で受けていたから。

本当ならスムースに大学に受かってすんなり人生を思い通りにいったら西谷先生にお礼を言いにいこうと思ったけれど、ひきこもってしまったから合わす顔がない。

 

時々、西谷先生が授業中に教えてくれた言葉を思い出す。

「人間は負けたら終わりなのではない。やめたら終わりなのだ」
(A man is not finished when he is defeated. He is finished when he quits.)
リチャード・ニクソン