わりと人生が詰んだひきこもりの備忘録

さとう学。20年ものひきこもりから抜け出したのに勤めた会社はブラックでした。パワハラで再びひきこもりに。社会を変えようと市議選に立候補。ひきこもり新聞、ひきポスに記事を寄稿。

メンヘラに株やFXはオススメできない

団地の管理事務所に頼まれてパソコンのことをちょっとやってきた。簡単なことだったから良かったんだけど、それでも少ししんどい……。

調子悪くなったのは、寒くなってきたのもあると思う。自分は自律神経がおかしくて手足がすごく冷たくなる。緊張するとさらに。

 

それと父親が帰ってきたことも原因かもしれない。父親が帰ってくると、調子が悪くなるような気がする。

この前、元裁判官の弁護士さんと話したとき、いろいろ家族関係を聞かれた。

「お父さんは訴訟に関して知っているの」と弁護士さんに聞かれた。
「はい。知っています。社会勉強になるからやってみたらと言っていました」と答えたら、弁護士さんはお父さん面白いねえと笑っていた。

 

実は、父親にも良い弁護士がいたら紹介してもらおうと思っていて相談していた。父のことは嫌いだけど、大義のためならそんなことどうでもいいと。残念ながら、知的財産権に詳しい人は知っているけど労働法に関して強い人は知らないらしい。

 

父は年齢のわりに進取の気性に富んだ人だと思う。選挙後に自治会の長老たちに「あの人の息子だったのかい? なぜ言わなかったんだ」と言われた。けっこうすごい人なんだなと思った。企業でも大学でもいろいろやっているみたいだし。

母親は、それに対して優しい人だと思う。ただ、優しすぎてオレを外の世界に出そうとしなかった。オレの言うことはほとんど反対していた。否定ばかりされるとどんどん気力がなくなる。でも、兄の言うことは聞いていた。

 

「今はデイトレでも稼げる時代から学にやらせてみたら」と兄が母に言ったら本当にそうしたから。学費分を生前贈与して。いや、普通ねーだろ……。

乗り気じゃないオレが、びびりながら株取引をやったんだけど素人のオレでも信じられないほど儲かった。数字はおぼえていないけど。

 

そして、ある日ライブドアショックが起きた。デイトレではなくスイングトレードで数日単位で株の売買をしていて、全銘柄を売り払ったときだったので助かったが冷や汗をかいた。兄がつぎはFXだと言っていて母もそうだそうだと。いや、それもねーから……。

 

当時、日本のゼロ金利政策に対して米・EU・豪などは高金利だった。特にニュージーランドは8パーセント以上の高い金利だった。

たとえば、NZドルを100万円買えば金利(スワップポイント)で年間8万円得られる。FXにはそれにレバレッジを利かせられる。低リスクを考えて3倍のレバレッジをかければ100万で24万の金利。

 

実際は、円高などもあるから為替差損もあるんだけど内外金利差がこのまま続けばカバーできると思われていた。

このような人間は、日本では多くいて欧米の報道機関に「ミセス・ワタナベ」と言われてマーケットを左右するほどの存在になっていた。

ただ、そのミセス・ワタナベの多くがリーマンショックで死亡したけど。オレは低レバレッジのおかげで何とか生き残った。

 

今思えば、母を動かすのには兄を上手く使えばよかったなあと。株やFXは心理戦(or霊感)のようなところがあるから面白いんだけどめちゃくちゃ怖いよ。樹海と隣り合わせだった。オレは運が良かっただけ。余剰資金がない人間がやるようなものじゃない。メンタルを病んでいる人なら尚更だね。自分で商売して金を稼いだほうがメンタルにいいと思う。