ひきこもりそーり

プロこもらー猿。20年ものひきこもりから抜け出したのに勤めた会社はブラックでした。パワハラで再びひきこもりに。社会を変えようと市議選に立候補。ひきこもり新聞、ひきポスに記事を寄稿。

「専業主婦は2億円損をする」(橘玲著)を読んだ

橘玲さんの新刊が出ていたので即購入。自分が昨日書いたこととすごく被っていてタイムリーな内容。落ち着いたら書くかなあ。いや、いつものようにそのまま忘れるかもしれん。

なのでちょっとメモ。

 

■正社員という働き方が欧米にはないので英語ではSEISYAINと表記せざるを得ない。

■日本の若者の失業率は低い。新卒の就職率は98%。スペインの若者の失業率は53.2%。イタリアは53.2%。フランスは23.8%。

■放送関係(TV局など)の会社で働く正社員の女性は77%生涯結婚しない(総務省調査)

■放送関係とは対極にありそうな電力・ガス会社の女性の3人に1人は結婚しない

 

■女性がプロポーズをされたとき、つぎの4つのことを考える。1、自由がなくなる。2、仕事のキャリアが途切れる。3、友人との付き合いがなくなる。4、家族とも気軽に会えなくなる。

もし男性が憧れの女性と結婚したいなら、これらの1~4のことをクリアできることを戦略的に提案すればいい。

■「愛」を維持するにはプライスレスではなくてはいけない。しかし、家事をお金に換算してプライサブルすれば「愛」がなくなる。

妻が家事を時給2000円だと労働として見える化すれば、夫は時給1000円の家政婦を雇えば自分の取り分が多くなると考える。

 

■子育ての外注化。欧米では夫婦二人の責任。日本では母親一人の責任。アジア各国では家政婦が子育てをする。

子どもの影響は? 子どもは親の愛情とは関係なく子どもの集団の中で人格を形成していく(ジュディス・リッチ・ハリスの研究)

■会社で働かないという戦略もある。いわゆるフリーエージェント。アメリカでは2020年までに全就業者の約半分がそうなると予測されている。

このような働き方であれば、自分で子育てをする時間を増やせる。だが、どう子育てしてもハリスの研究によると大して影響はないとされるが。

 

■アメリカの小学校から大学まで女子のほうが男子より成績がいい。成績の最低点の70%が男子。

■アメリカでは、平均収入では女性のほうが男性より上。

■AIロボットなどテクノロジーが進化すればするほど女性に有利。看護・介護など共感的な能力が必要とされる仕事はAIや男性より得意。

 

男性も女性もこの本を買ったほうがいい。僕は橘玲さんの本はほとんど読んでいるけどかなり影響を受けている。

 

本書でイタリアやスペインの若者の失業率を紹介している。この2ヶ国とも欧州でひきこもりが多いと言われている。それはカトリック信者が多く、家族が子どもを守るからと言われているが実は別の原因も大きいと僕は思っている。

 

つまり、失業率が高いためにすることがない。お金がないから遊べないし出掛けられない。ヤングホームレスや犯罪になるのを家族主義的なもので防いでいたのではないか。皮肉にもそのために問題が表面化せず、対応が遅れてひきこもりの数が増えていった。僕はそう推測している。

 

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