わりと人生が詰んだひきこもりの備忘録

さとう学。20年ものひきこもりから抜け出したのに勤めた会社はブラックでした。パワハラで再びひきこもりに。社会を変えようと市議選に立候補。ひきこもり新聞、ひきポスに記事を寄稿。

長時間労働も過労死も終身雇用のせい

城繁幸さんのことを書こうと思って忘れていた。前に選挙があったけど、城さんは立憲民主党の支持者に対して冷ややかな目でみていたんだよ。

彼は日本の解雇規制を緩和しろと主張している。長時間労働も過労死も終身雇用のせいだと。労働市場が流動化しないから問題なんだと。

リーマンたちは会社を辞めたくても辞められない。会社も使えないやつを首にしたくても首にできない。ブラックな労働環境は硬直化した労働市場の問題なのにそれを死守しようとしている立憲や共産党は何なのというのが城さんの立場。

 

オレもこれに賛成の立場なんだ。ちなみに先の選挙では比例では立憲民主党に投票したけど。いやあ、内閣府の調査を見たら自民の圧勝だと思ったからね。焼け石に水だろうけどバランスを取ったつもり。

ただ、疑問があったんだよ。スペインは日本以上に解雇規制が厳しい。でも、ブラック企業の話は聞かない。なぜ? 訴訟を起こしやすい国民性だから?

ググってみたところ、めいろまさん(谷本真由美さん)の本によると、スペインでもサービス残業するところがあるとのこと。やはり流動性が低い労働市場はブラックな環境を生み出すのか。スペインは解雇規制が厳しいので若者が就職できない。

 

イタリアも若者の失業率が高いのでもしかしたらと思ったら解雇規制が厳しかったみたい。今はそれを少し緩和したそう。まあ、それはそれでまた問題が起きているみたいだけど。

さて、勘が良い人は気づいているだろうけど、このスペインとイタリアはひきこもりが多いとされている(あるいは顕在化するのが早かったのか)。

精神科医の斎藤環さんの説明では、カトリックの国などでは家族が子どもを守るからひきこもりが生まれやすいのではないかとのこと。一方、イギリスでは親が子どもを追い出すのでヤングホームレス化すると。

 

オレもそうだろうと思っていたんだけど、この解雇規制が厳しいために若者は就職ができない。つまり、不登校経由ひきこもり行きよりも就職氷河期をきっかけにひきこもりが増えたため、顕在化したのではないか。そして、親はその解雇規制の厳しさのおかげで働けるので子どもを養えるんじゃないのかと。

カトリックの国々は解雇規制が厳しい傾向にあるのかはわからない。経済に詳しい人、知っていたら教えてくれ。

あるいは、カトリックでなくても解雇規制が厳しい国であれば若者の失業率が高いためにひきこもりが多いんじゃないかとオレは推測する。そういう国を調べてみると面白いかもと思った。

 

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