わりと人生が詰んだひきこもりの備忘録

さとう学。20年ものひきこもりから抜け出したのに勤めた会社はブラックでした。パワハラで再びひきこもりに。社会を変えようと市議選に立候補。ひきこもり新聞、ひきポスに記事を寄稿。

清水の舞台から飛び降りる気持ちで美容院に行ってきた

勢いで予約した美容室に行ってきた。めちゃくちゃ動悸がする……。生活感ある美容室を選んだつもりだけどオシャレなんだよなあ。

でも、担当の美容師さんに実はかくかくしかじかで美容室に通えなくて髪を切れなくてと先に伝えた。もう暴露法というやつ。エクスポージャーするしかねえ。逃げるより慣れるしかない。

 

美容師として経験があるんだろうな。多くのお客さんも見ているだろうし。病名とか知っていた。話しかけないほうがいいですかと訊かれたんだけど、むしろ話しかけてくれたほうが嬉しい。会話に神経が行くから。

その美容師さんの人生をいろいろ訊かせてもらった。がんばるという気になってきましたと言ったら、がんばらなくていいですよ自然でいいですからと返された。

 

前に通っていた美容室より腕がよくて丁寧だった。問題はこのこぎれいな状態を維持できず、ボロぞうきんのようになってしまうことなんだが。

それでも今日はこの美容師さんと多少はラポールを築くことはできたと思う。つぎに美容室にいくハードルが少し下がった。徐々に徐々に。徐々にやで。

 

母が死んだあと、働かなきゃという強迫観念があってそのころは働いている人は殿上人と見えた。実際、働いてみたらわりとちょろくないかと思った。家事と仕事の両立のバランスが難しくて体調を崩すこともあったけど自分でも通用すると思った。

ただ、会社の合併や人事異動で上司と二人きりになってブラックなことに直面することになった。自分の経験不足もあって対応できなかった。

 

仕事を辞めたあと、働くということはあまり考えることはなかった。選挙だ留学だとつぎのステップに進みたい自分とダメージを回復しきれない自分がいた。

そのときは、働くということはほとんど考えることはなかった。ただ、労働環境というものについて調べるきっかけになった。

 

そして今。働いている人に目が行くようになった。

たとえば、すき家と日高屋でダブルワークしているベトナム娘。ガソリンスタンドで働いているおばあさん。図書館で働いている60才前後の男性。コンビニで働いているニート感が抜けない20代らしき青年。スーパーで働いているJK……etc

たぶん今が人生で一番働いている人を観察している。ハローワークや就労センターで相談しているのも関係していると思う。