ひきこもりそーり

プロこもらー猿。20年ものひきこもりから抜け出したのに勤めた会社はブラックでした。パワハラで再びひきこもりに。社会を変えようと市議選に立候補。ひきこもり新聞、ひきポスに記事を寄稿。

ひきポスのお得意さまは政治家

彩の森公園で福祉ふれあい祭りがあった(5月12日)。地域活動支援センターのブースの一角を借りてひきポスを販売した。
連休中にダウンしていたこともあって全然準備していなかった。オレの心理学・脳科学・マーケティングの知識を総動員しようと思っていたのに。やべーと思って早朝起きてひきポスの謳い文句を秒速で考えた。

 

祭りに行ってあらためて思ったんだけどひきポスを買うような客層じゃない。家族連れやカップルが多い。高校生のカップルもいた。制服デートか。いいなあ~。

福祉系の祭りとは言っても一般客が圧倒的に多い。エスキモーに氷を売るほど難易度が高いわけではないが厳しい。

f:id:buriko555:20180515210933j:plain

どうしようとしばらく悩んだ。最初、自分のお世話になっている福祉施設の職員に売ろうかと思ったけど抵抗があった。これってオレが昔郵便局で働いていたときにお中元・お歳暮を親戚などに買ってもらうような感覚に近かったんだ。すげえ、嫌だと思った。

じゃあ、どうする? ひきこもりイベントとはちがってターゲット層がわからない場合、固有名詞で呼べる人に営業をかけるのが一番いい。ずばり議員。彼らはこころよくひきポスを購入してくれた。

 

・杉島理一郎・埼玉県会議員(自民)
以前、杉島議員に障害者手帳のサイズが気になって問い合わせたことがある。あれって持ち歩くのに不便なんだ。免許証サイズなら財布に入れられるのに。しかも各都道府県で別の色とサイズ。丁寧に対応していただいた。杉島議員とは、地元の祭りでもちょくちょく顔を合わすことがあり、顔をおぼえてもらった。若手のホープやで。

 

・中川ひろし・埼玉県会議員(民主→無所属)
中川議員のことは、失礼ながら名前を知らなかった。地活のメンバーさんが「中川さんが来賓席にいる。良い人だよ」というので挨拶がてら営業。ひきポスのことを話したところ、逆にひきこもり支援のNPO法人のチラシをくれた。
中川議員としばらく歩きながら話をした。オレが何年ひきこもっていたとか選挙に出た話とか。洋服もスーツではなくラフで気さくなおっちゃんだった。

 

・松本よしあき・入間市議会議員(民主→自民)
25歳で最年少初当選。29歳で昨年二期目。上位当選のエリート。福祉教育常任委員会に所属。将来有望やで。昨年の入間市議選と戦ったがオレのことをおぼえていないと思う。でも、ひきポス買ってくれたぜ。

 

・笹本えいすけ・狭山市議会議員(無所属)
松本議員と一緒に歩いていた。渡された名刺が経営している塾のものだったので市議だと気づかなかった。でも、検索して狭山市の市議だと判明。中高生の塾をやっているので不登校の話ができた。

 

・野口てつじ・入間市議会議員(無所属)
野口議員とはよく会う。実は入間市議選の過去のデータを分析したらこの人はいつも当落選ラインにいる。だけど、ぎりぎり当選している。オレは選挙でこの人を落として自分が当選するつもりだった。つぎ選挙出るのかとか今何をしているのかとか聞かれた。でも、良い人そうだよ。

 

入間市の田中市長に会って話した。こちらのブースに来るというので待っていたが来なかった。市長だと周りからいろいろお呼びがかかるのだと思う。話したときにひきポスを持っていなかったことを悔やんだ。

他に議員を探したがもう見つからなかった。それ以外の人に売るのが難しい…。販売ブースにいても目立たないから売れないんだ。だから、そこから外に出てひきポスを持って声をあげる。でも、なかなか声が出ない。

f:id:buriko555:20180516073346j:plain

 「ひきこもりが作った雑誌です! ひきこもりの、ひきこもりによる、ひきこもりのための雑誌です!」と連呼しようと思った。できなかった……。絶対注目を浴びるはずなのに。
心のストッパーがかかって無理だった。せいぜい、「生きづらい人たちのための雑誌、販売しています」とかそのていどのことしか言えない。それだけなのにのどがからから。

今、振りかえると最初から来賓席に行ってそこにいるお偉いさんに販売すればよかった。本丸を狙うべきだった。ただ、多くのお客さんのところで販売することも広報活動なので必要ではある。
実際、当事者の親御さんっぽい方から声をかけられてしばらく話ができたし、生きづらいという方からひきポスが欲しいとも言われた。