わりと人生が詰んだひきこもりの備忘録

さとう学。20年ものひきこもりから抜け出したのに勤めた会社はブラックでした。パワハラで再びひきこもりに。社会を変えようと市議選に立候補。ひきこもり新聞、ひきポスに記事を寄稿。

「スピーチとコミュニケーション」ー2ヶ月でジョブズになる方法

面接授業「スピーチとコミュニケーション」を受講してきました(2016年10月19日~12月14日)。この科目の先生は、フリーアナウンサーでフェリス女学院でも講師をやっているそうです。

 

この科目は週に1回授業があるのですが1コマしかやりません。つまり、8コマ終わるのに2ヶ月もかかります。相当密度が濃い授業をやるのだろうと思っていたらその想像が当たりました。

 

ワークショップというのでしょうか、自ら体験することが多くて90分の授業が終わるころにはへとへとでした。まず、自己紹介をさせられます。そのときには自分の名前の他に今の気分の色となぜその色なのかも言わなくていけません。

 

僕の場合は、「佐藤学と申します。今の気分の色はグレーです。なぜなら、今朝の天気が曇りでどんよりしていた天気だったからです」と答えました。

 

受講していた学生は20人ちょっとでしたが、みんな性格が出るのか自己紹介の時間がとても長くなったり脱線したりそこが興味深かったです。

 

途中、三人一組でグループを作らされます。そしてその中で順番をつけます。一番手、二番手、三番手と感じです。

 

先生が、まず一番の人は「好きな食べ物を30秒で残りの二人に話してください」と声をかけます。そして、「10秒前…5秒前…、はい終わり!」と話が終わらなくても強制的に打ち切られます。

 

僕の場合は「嫌いな食べ物について」と「人生で嫌な思い出について」のテーマに当たりました。そこそこできたかなあ。

 

この課題が終わったあとの先生のアドバイスは以下の通りです。

 

「取りあえず、話してみることです。『○○なことは、思い浮かびません』でもいいのです。沈黙したり言葉が詰まってしまうとあせるのでまず話して時間を稼ぐと気持ちが落ち着きます。

そして、おしまいの言葉が何秒かかるかあらかじめ計算しておくことです。例えば『ご静聴ありがとうございました』がおしまいの言葉だとします。5秒もかかりませんよね? 逆算して話の終わらせ方も考えておくのです」

 

次回は、「ユニークな自己紹介」をみんなの前で1分間でしました。


ユニークな自己紹介なので「佐藤学です。埼玉県入間市から来ました。趣味は読書です」ではダメです。たいてい次の学生もそれに倣って同じような自己紹介になり、もう誰もおぼえていないからです。

 

趣味を読書でもいいからそこから印象に残るような自己紹介にしなさいとのこと。

 

僕は「嫌な思い出について」というテーマでこんなことを話しました。

 

「パニック障害という病気のために閉じられた空間にいることが苦手でした。

大学受験のとき、自分が教室内に耐えられる時間はせいぜい20分程度だったので冷や汗と動悸に苦しめながら試験問題を解いたことがあります。90分で本来解く問題を20分で解かなくてはいけません。

となると、それで受かる大学を選ばなくてはいけません。行きたかった大学をあきらめてランクを下げて別の大学を受験しました。しかも家から近くの大学にしなくてはいけませんでした。

なぜなら電車に乗るのもつらかったからです。今でも思い出してしまう、嫌な思い出です。ご静聴ありがとうございました」と話しました。

 

嫌な思い出なんて挙げればいくらでもありますが、いざ「さあ、話しなさい」と言われると出てこないものです。たまたま今回はそのことが頭に浮かびました。

 

授業が終わったあと、学生の中から「自分の友人もパニック障害で苦しんでいて今も電車に乗るのがつらいみたいです」とか「私の兄弟が障害者で人に隠すようにしていたのでオープンにしているのがすごいと思って」と言われました。

 

第3回目の授業はこんなことをやりました。

 

今回のテーマは「情報提供」です。例えば、本当は内緒の話とかとっておきの役立つ情報をみんなの前で3分以内に話します。学生数が多いのでAグループとBグループに分けられて今日はAグループの発表日です。

 

ボクはAグループなので今回発表です。しかもトップバッターです。でも、嫌なモノは早く終わらせたいので逆に良かったかも。あとでじっくり他の人のスピーチも聴けるので。


他の学生はスピーカーの採点をします。そして、コメントも少し書きます。

 

ボクのスピーチのテーマは「社会を変える、とっておきの方法」です。原稿内容は恥ずかしいので載せません。なにせとっておきの方法ですもん(笑)。

 

他の学生のボクのスピーチへの採点をまとめました。数字は平均点、最高点、最小点の順番です。

※最高点は5点、最小点は1点とされています)

 

・内容 4.71  5 3
・声の大きさ 4.95  5 4
・表情 4.43  5 3
・目線 4.05  5 2
・マナー(エチケット・言葉遣い) 4.52  5 3
・身振り 4.33  5 2
・速度 4.62  5 3
・構成 4.57  5 4

 

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ボクのスピーチに対する先生のアドバイス
・体が動く(無意識か?)
・声が大きいのはいい!
・あの内容ならジェスチャーもまあいいでしょう。

 

他の学生の感想
・内容が面白い。時間内でよくまとまっていました
・とても聞きやすい声の大きさでした。内容もわかりやすく聞き入ってしまいました。
・内容がとても面白かった。体の動きが少し大きかったと思います。聞き入りました。

・わかりやすく政治の話がうかがえた。よかった。
・内容、声、スピード、全てが素晴らしいと思います。
・手振りがあってよい。声が大きく説得力があった。少し間を開けるところがあっても良かったかも?

・よくまとまっていました。一番主張したい時に大きなアクションをするともっとよかったと思います。
・選挙演説のようでした。
・内容が社会を変えるということで力強く感じた。なるほどと思う点をよく話せた。

・素晴らしいと思いました。
・目線を聴衆にもう少し向ければ。
・素晴らしい。説得力がある。

・堂々としてお話をしていて、ゆっくりはっきりだったのでかっこよかったです。
・堂々とした発表で良かったです。内容もなるほどと考えさせられた。面白かったです。
・素晴らしかったです。もっと話が聞きたかったです。

・内容が充実している。
・ゆっくりわかりやすい。姿勢をもっとよくするとよい。
・興味深い。さらなるステップとして歩くのもいいかも。

・しっかり話せていてとても良い印象。少し固さがあったのでリラックスできるともっと良かったと思う。
・内容も声の大きさもとても良かった。よい演説でした。

 

先生によると、どうしてもみんな採点やコメントが甘めになりがちなのでアドバイス(批判じゃないですよ)を重視しなさいとのこと。自分の弱点を直すだけでスピーチは劇的に良くなるそうです。

 

ボクの改善点は、表情・目線・身振りかなあ。おぼえた原稿を話すので精一杯でそこまで気が回らなかったです……。動画を撮ってもらったのであとで確認です。今日は止めとく(笑)。

 

来週は、今日自分が話したスピーチの一字一句(「えーと」なども)や語尾の伸ばしたところや間や照れ笑いなどしたところまで書き取って不必要なところにアンダーラインを引いて採点して先生に提出します。


そして、Bグループのスピーチの採点をする側に回ります。

こんな緊張と恥ずかしさを強いられる授業は初めてだ……。でも、がんばる。目指せ、スティーブ・ジョブズ(のスピーチ力)!