自爆営業ひきこもり

プロこもらー猿。20年ものひきこもりから抜け出したのに勤めた会社はブラックでした。パワハラで再びひきこもりに。社会を変えようと市議選に立候補。ひきこもり新聞、ひきポスに記事を寄稿。

ひきこもり年表

ひきこもりの歴史を大雑把にまとめてみる。自分の記憶とグーグルを頼りに調べてみた。

 

1998年11月 斎藤環著「社会的ひきこもり」が出版される

 

2000年1月 新潟少女監禁事件(10年にも渡り、当時9才の少女をひきこもりが自宅で監禁。犯人の家族も同じ家にいながら)

 

2000年5月 西鉄バスジャック事件(ネオ麦茶事件とも呼ばれる)

 

2000年のこの二つの事件をきっかけにひきこもり犯罪者予備軍という流れに。精神科医の斎藤環氏が火消し役に回る。

 

一方、ひきこもり支援業者として長田百合子が登場。多くのメディアにも取り上げられる。特に夕方のニュースに出ていた。

 

ひきこもり本人を「たわけ!」と恫喝し、家族にひきこもり当事者を責めさせり(殴らせたり)したあと、「お前、泣いとるんか? この子、疲れとるんだわぁ。一緒にがんばっていこうか」と長田塾に連れて行く様子はまさに様式美。

 

2000年3月 村上龍が「共生虫」(小説)を出版。ひきこもりを題材にしているが、同じ著者が書いた「最後の家族」とは全くちがう。

 

2000年6月 田口ランディが「コンセント」(小説)を出版。小説の中にひきこもりが出てくるがこれは著者の兄がモデルとされる。田口ランディの実兄がひきこもりの末、亡くなったという。

 

2001年2月 勝山実(ひきこもり当事者)が「ひきこもりカレンダ-」を出版。中央公論にも彼に文章が載る。

 

2001年8月 阿部和重「ニッポニアニッポン」出版。ひきこもり青年がトキを解放するための計画を立てる話。芥川賞候補作、三島賞候補作にもなった。

 

2001年10月 村上龍「最後の家族」(小説)出版。ひきこもりを題材にした小説。取材もよくなされている。テレビドラマ化(2001年10~12月)もされる。

※TVドラマ化前提の小説なので小説とドラマは同時期

 

2001年12月 上山和樹(ひきこもり当事者)が「「ひきこもり」だった僕から」を出版。

 

2002年1月 滝本竜彦(ひきこもり当事者)が「NHKにようこそ」(小説)を出版。スマッシュヒットしてアニメ化とマンガ化というメディアミックスに成功。

 

2002年10月~2005年3月 NHKで「ひきこもりサポートキャンペーン」が始まった。専用掲示板には当事者などの書き込みが多かった。矢井田瞳が番組のテーマソングを歌っていた。

 

2002年11月 映画「home」が上映される。弟がひきこもっている兄を撮影するドキュメンタリー映画。NHKのクローズアップ現代などメディアでよく取り上げられた。

 

2003年9月 諸星ノア「ひきこもり当事者)が「ひきこもりセキラララ」を出版。

 

2004年の特ダネ!「働いたら負けかなと思っている」と語った青年の言葉が広がり、ひきこもりからニートブームに移行する。

 

2002年からNHKが「ひきこもりサポートキャンペーン」で長期にわたり、ひきこもり問題を放送していたがあれからもう15年以上経とうとしている。あのときになんとか対策を取れなかったのか。

 

ここ数年で8050問題(親が80代、子どもが50代)や女性のひきこもりが取り上げられるようになり、ひきこもりの特集をするメディアも増えてきた。

 

しかし、事態は依然として深刻である。国や地方自治体の調査も進んでおらず、ひきこもりの実態が見えてこない。

 

※2018年度に内閣府は40~59才を対象に調査を始めておこなうことにした。これまでの調査対象は39才までに限られていた。